昨年は行けなかった木嶋坐天照御魂神社の
御手洗祭(みたらしまつり)に行きました。
この神社には珍しい「三柱鳥居」があります。
ただ、水は枯渇しており少し残念ではあります。
昔は地下水が湧いていたそうですが、残念
ながら渇れてしまったそうです。
お正月と御手洗祭の日は「元糺の池」(もとただすのいけ)という神池
に地下30メートルから地下水を汲み上げて水が張られます。
大きな神社ではありませんが、まとまりのある神社さんです。
とても綺麗にされていて、地元の方のための神社と言った感じです。
木嶋社もまた秦氏ゆかりの神社といわれているそうです。
秦氏が蚕養・織物・染色の守護神である萬機姫(よろずはたひめ)を
勧請し、太秦の地に奉祭したとの事です。
それが、俗に 「蚕の社」 と呼ばれる養蚕神社です。
祭神:保食神、蚕の神、木花咲耶姫命
三柱鳥居
狐さんがいっぱいいらっしゃいました。
今年ここに友人と来たのですが、その友人にここの狐さんを守りに付けたので
お里帰りさせたいとのご要望がありまして同行しました。
が、「今回は少し怒っているのかしら・・・」と友人は言っておりました。
いやぁ、怒ってはいないけど狐さんらしい雰囲気でしたよ。
秦氏は伏見稲荷大社にも関わっていて、伏見稲荷社神主家が秦姓です。
太秦という地名にもやはりこの秦氏に関わっているのです。
京都って、奥が深いですよね。
今回は真夏という事もあって本当に暑かったです。
何度喫茶店に入って休憩した事やら・・
2年ぶりにこの神社に来て、静かで落ち着いた神社という感じを
改めて感じました。
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