土地の持つ力

香穂が以前住んでいたところは土地からすると最悪だった。
水っぽい、薄い・・・まるでオブラートの上にいる感じ。
オブラートの下は黒い水が流れる・・・
そんな感じでしょうか。

もちろん好きでそこに住んでいたわけではない。
けれど、現実でもあった。
能力者であるのにこんな所に住むとは・・・修行のようです。
でもね、人間って何処にでも住んでしまう。
そこに住まう人々はすでに感覚が麻痺しているのか、感じることをやめてしまったのか・・・
とにかく平気なのですよ。

現在住む場所はその場所とは真逆。
安定していて、厚みを感じる。
神社仏閣も多く、もちろんすべての神社仏閣が生きているわけではありませんが、比較的生きていることが多い。
そして、人の思いも一定しているところがある。

色々な所を視てきたけれど、たまに地面から変な者がうにょうにょ出てきたりってのもあるし、
きしょいのは視たくないですねー。

はっきり見えてしまうからたまりません
どんなものを視てもあまり口にすることはないですけれどね。
まぁ、話すところもないというか、話す人もいないんで。
自分で納得して終わりです。

根付いて住み続ける時はよくよく考えて行くべきですよね。
ただ、交通の便が・・・とかなどの生きる上での便利さにかまけて変な所に住むことになっても何ともならないんですよね。

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